『学歴の経済学』
2016/08/01
カテゴリー本
この本に書かれていることを常々思ってきた身としては
この意見を押していいということだと思いました。
学歴の経済学とは経済学の本ではありません。
これは近い将来、いやすでに訪れていることに警鐘を鳴らしています。
簡単に言うと
学校の先生や親の頭が
「いい高校に、いい大学に、いい会社に入れば幸せになれる」という安易な考えで
子どもたちの進路を決定づけていることに警鐘を鳴らしています。
大学には東大などのエリート、ジョブ型大学、非ジョブ型大学の3種類があります。
「とりあえず大学に行け」という安易な考えで大学に行き
(奨学金を借りなくてもいける人はいいですが)
奨学金を借りて大学に行き、社会人になったとたんに借金何百万を背負って生活。
これで本当にいいのですか?と。
それならジョブ型の大学に行く前に、ジョブ型の高校(商業や実業など)に行って、
高卒で就職した方が有利ではないかということです。
子どもたちに責任はありません。
親や周囲の大人がきちんと勉強して
その子の将来に最もいい選択を与えてあげることが一番なのです