主体変容
私の生きる柱に「主体変容」という言葉がある。
これは私淑している先生から教わった言葉。
主体変容とは「自分が変わらないと状況は変わりません」ということです。
私はいろいろな感情があっていいと思っています。
いろいろな感情とは「疲れた、やる気が出ない、嬉しい、楽しい」など。
そういう感情、特に負の感情は物事をやることにおいて非常に足かせになりますね。
私は思います。全てのことは己の「負の感情」にどう勝つかだと。
それに勝てない限り、己の状況は変わらないと思っています。
たまに環境を変えてみても、それは一時的なもので本質的なところは変化しないのです。
ですから、勉強や受験を通して辛い経験、大変な経験をしていくことの積み重ねが
やがて己の「負の感情」に勝っていくことにつながるのです。
で、その感情に勝てるようになることが「主体変容」、つまり自分が変わるということになります。
私は各々がそのレベルになってほしいなあと思いつつ塾をしています。
もちろん主体変容ですので、いろいろと強制はしないことにしています。
勉強や受験で培われるものは「精神力」だと思っています。