一番わかっているのも親であり、わかっていないのも親である。
2018/06/22
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塾はたくさんの保護者様と触れる機会があります。
その中で私が感じたことの1つに表題のことがあるんです。
十何年も育ててきた我が子のことを一番わかっているのは
親である!というのは納得できます。
私たち塾人でも
接しているのは1週間のわずかな時間だけですから。
ですが、同時に一番わかっていないのが親であることもあります。
(たまにそういうことがあるということです)
どういうことかというと
子どもの能力を過信してしまうことです。
塾としてあるのが
お子さんを通じて聞くことがあるのですが
「親が次のテストで〇〇点取りなさいっていうんです」という会話です。
もちろんその目標を達成できる学生もいます。
しかし中には「どうかなあ」と感じる学生もいます。
もちろん塾として、塾でやれることはあります。
しかし、学校の普段の授業を寝ているとか
勉強をやったふりして実は全くしていないとか
そもそもそれだけの点数を取れる理解力がないとか。
考慮しないといけないことはたくさんあるのです。
それを棚に上げておいて「〇〇点取りなさい」はちょっとどうかなと思います。
ですから、
頭ごなしに勝手に目標をすること自体、どちらかというと
子どものやる気を削ぐ子育てであると経験から思います。
逆に学生自身に決めさせて
それを達成する、これが一番良いことだと考えています。
参考にしてください。